ニュース批評「パンダーランド」

パンダさんによるニュース批評ブログです。

白票を呼びかける不満だけの有権者は民主党よりも民度が低い

トピック「自民党」について

 

衆院選挙を目前に控え、TwitterFacebookでも選挙に関する様々な論議が巻き起こっている。

 

しかし、その論議を見ていると、ただただ辟易とする内容も多い。

 

最たる例が話題になっている、「日本未来ネットワーク」だ。

「白票」を「社会を変える力がある」として、白票を呼びかけている。

自民党にお灸を据えるためにも白票を投じるように呼びかけているコメントも多い。

 

白票信者の方の中には、とにかく今の政治家は信じられないなど、不満一辺倒の有権者も目立つ。

 

では何故不満がある人は、自分たちが立候補、もしくは自分たちの理想とする人を候補として立てないのであろうか。

某国のように共産主義であったり、立候補する人が主義により制限される国ではない。

さも自分は「投票する側」の人間として審査員席に座っているかのように振る舞うが、有権者=審査員ではない。

 

自分と同じ考えを持つ御神輿を一緒に担いで初めて、祭り事(政)に参加したと言える。政治家は同じ御神輿を担ぐメンバーの中から選ばれた代表であり、その御神輿に集まるメンバーはある意味一蓮托生だ。

 

どの御神輿も担がずに、審査員席で「あの御神輿はダメだね」と評価している人は有権者ではなく、ただの批判家であり政治に参加している気分のようだが全く参加していない。

白票を呼びかける行為も同様だ。

 

そういう意味では、つたない御神輿かもしれないが自分たちで御神輿を作って担いでいる民主党の政治家やその支援者の方が、よっぽど立派であると言えよう。

 

今ある御神輿を担げないなら、自分たちで新しい御神輿を作れば良い。

 

あなたもこのお祭り、ただ傍観するのではなく御神輿を担ぐメンバーになってしっかり政に参加しよう。